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英語は独学で身につくの?オススメの方法を解説!

「独学で英語が話せるようになりたい」「英語の独学方法が分からない」「独学で効率のいい方法を知りたい」と悩んでいませんか?
英語を上達させるためには、「英会話スクールに通う」のを思い浮かべる方が多いことでしょう。しかし、お金や時間がないため、英会話スクールに通えない方もいます。

では、お金や時間がない方は英語学習を諦めるしかないのかと問われると、そうでもありません。自分自身が本気で独学する意欲があれば、いつから始めても英語の上達は可能です。

この記事では、英語の独学方法を中心に英語学習におすすめなスマホアプリについても紹介します。独学で英語を上達させたい方は、ぜひ参考にしてください。

英語は独学で身につくの?オススメの方法を解説!

英語の独学におすすめの方法

英語の独学におすすめな方法は、大きく分けて4つあります。

  1. 数より質で英単語を覚える
  2. 自分の興味のあるものから
  3. 英語で日記を作る
  4. オンライン英会話

独学を続けるためには、英語に対するモチベーションを維持する必要があります。ただし、勉強するだけでは英語力は上達しません。これから紹介する4つの方法を実践して、質の高い独学を実践しましょう。

数より質で英単語を覚える

英単語を覚える際は「数」ではなく「質」が重要です。1単語でも多く覚えようとするのではなく、頻繁に使う単語を覚えるように心がけましょう。一生懸命覚えた単語が、日常ではまったく使わなかったら本末転倒です。そのため、日常で頻繁に利用する英単語を覚える「質」の高い勉強が求められます。とは言え、「どのくらい単語数覚えればいいの?」「数より質というけど、どんな単語を覚えればいいの?」と悩む方もいることでしょう。以下の目安を参考にしてください。

  1. 2,000単語程度
  2. 中学英語で出てくる単語を使えるレベル

下記は「JACET8,000」という英単語テキストから引用したものです。

Level 1: 1 – 1000
中学校の英語教科書などに頻出する基本的な単語です。一般の英文の約70%以上は、このレベルの単語で書かれています。

Level 2: 1001 – 2000
高校初級レベルの単語です。このレベルまでの単語で、英字新聞の75%、平易な読み物であれば90%近くをカバーします。英検ではおおよそ準2級レベルに対応します。

2,000語程度理解できれば、ほとんどの英文の理解が可能ということです。英単語を覚えるのに大切なことは「質」だということを意識して、勉強に取り組みましょう。

自分の興味のあるものから

自分が興味のあるものから勉強してみる方法もあります。勉強を長続きさせるコツは「楽しめるかどうか」がポイントです。例えば、アニメや映画、YouTubeなどで日本語字幕が付けられるものを視聴する勉強法があります。

またTED(Technology Entertainment Design)で勉強するのもおすすめです。TEDとはアメリカに本部がある非営利団体で、全世界のさまざまな分野で活躍する専門家や著名人の講演をピックアップして動画で配信しています。ビジネス向きの単語が多く、内容もギュッとまとめられているので勉強になること間違いなしです。

さらに、AmazonプライムビデオやNetflixなどの動画サブスクリプションサービスは、デフォルト機能で再生速度を変更できるので勉強効率を上げられます。また、GoogleChromeを利用しているのであれば、「Video Speed Controller」を使うことがおすすめです。動画速度を自由に変えられるため、自分の聞き取りやすい速度で視聴できます。

最初は標準速度、耳が慣れてきたら1.5倍速や2.0倍速で視聴してみましょう。日本語字幕付きかつ、倍速で自分の興味がある動画や映画を見ることで、英語を自然と受け入れられるようになります。

英語で日記を作る

毎日英語で日記を書くのも、英語が上達するのに効果的な方法です。日常で起きたことを英語で書くと、話す際の英文を頭で想像する練習になるからです。学校で習った英文をこれまでに何度も使ったことありますか?多くの方は、学校で習ったときしか使わなかったと思います。
英語を話すのに大切なことは、自分事として物事を考えることです。

「He wants to play soccer.」(彼はサッカーをしたい。)このような英文を使う機会はほとんどありません。

一方、「I want to play soccer.」(私はサッカーをしたい。)自分事にすることで、実際に英語を話す際に役立つ英文を身につけられます。

とは言え、「いきなり日記を書くなんて難易度高すぎて無理」という方もいるので、誰でもできる英語日記の作り方を紹介していきます。まずは、日本語で簡単な日記を作って、その日記を英訳しましょう。

毎日コツコツ積み重ねて、最終的には英語で直接日記を書くのが理想です。いきなり難しい文章を書こうと思っても、単語が出てこないことが多いでしょう。まずは、中学レベルの英語で文章を作るのがおすすめです。英語を話せるようになりたい方は、英語で日記を作ることをぜひ実践してみましょう。

オンライン英会話

英語を話す練習をしたい方は、オンライン英会話をすることが効果的です。Biz Hitsによる「社会人におすすめの英語勉強方法ランキング【500人アンケート調査】」の調査で、英語学習においてオンライン英会話は人気ということが明らかになりました。
500人におすすめの英語勉強方法のアンケートをとった結果、オンライン英会話は第8位でした。オンライン英会話は、「月額5,000円程度で学べる」「毎日英語を使う」「1対1で学べる」というメリットがあります。

また、「英語への苦手意識がなくなった」「英語が上達しているのがわかる」「ネイティブな英語を聞くことができる」という意見もあったそうです。

オンライン英会話を受講する際は、日記の添削をお願いするのもいいでしょう。自分と講師の文章との違いが分かり、自己成長につながります。また、会話をするときは、海外の友達と話すくらいフランクな気持ちで取り組むと緊張もほぐれるので試してみましょう。
日常英会話くらい話せるようになりたいと思う方は、実際にネイティブの英語と接することをおすすめします。

オンライン英会話

遠回りしている?NGな勉強方法

英語の独学方法がわからないため、非効率な勉強方法をしている方がいます。以下のような独学をしていませんか?

  1. 最初から飛ばしすぎる
  2. インプットしかしない
  3. 一度完全に和訳する

独学で気をつけなければならないことは、遠回りの勉強をしないことです。もし、どれか一つでも当てはまる場合は、「英語の独学におすすめの方法」で紹介した内容を実践してください。

最初から飛ばしすぎる

英語の独学をする際に重要な心構えとしては、最初から飛ばしすぎないことです。最初から飛ばしすぎると疲れてしまい、長続きしません。
「ダイエットしよう」と思って、最初は張り切って食事制限や運動をするけど、中々成果が出なくて諦めてしまった…という話を一度は聞いたことがあるでしょう。
英語の独学も初めにいきなり10時間勉強して残りの1週間何もやらないよりも、毎日1時間コツコツ勉強するほうが効果的です。

とはいえ、やる気があるうちに勉強したほうがいいと考える方もいると思います。そういった方は、小さい目標をいくつも設定して勉強に取り組んでみてください。
小さな目標を達成することで自己満足度を高める効果があり、モチベーションの維持につながります。目標を持ってメリハリのある勉強をすることで、独学で遠回りするのを避けることが可能です。最初から飛ばす勉強ではなく、毎日コツコツ勉強するスタイルを確立しましょう。

インプットしかしない

インプットしかしない勉強は、非効率な勉強法です。勉強と聞くとインプットが中心になってしまいがちですが、記憶に定着していなければ意味がありません。人間は学習してから1日後には約74%のことを忘れてしまう生き物です。(エビングハウスの忘却曲線)

しかし、カナダのウォータールー大学の研究によると学習してから24時間以内に10分間復習すると、記憶が100%戻るという結果が明らかになりました。

つまり、英語の独学をする際に大切なことはインプットとアウトプットをバランスよく行うことです。インプットとアウトプットの黄金比は「3:7」です。これはコロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士の実験で明らかになりました。

100人以上の子どもたちに行った暗唱実験で最も高い成果を出したグループがインプット3、アウトプット7のグループだったのです。英語の独学を一人でする場合、インプット中心の勉強になりがちなので、「アウトプットが大切」と常に意識するように心がけましょう。

一度完全に和訳する

ここまで、中学・高校と英語を日本語に和訳する勉強をしてきましたが、実は英語を話せるようになる勉強法としてはおすすめしません。完全に和訳してしまうと日本語に頼ってしまうクセがつき、英語脳を鍛えられないからです。なんとなくでいいので英文だけでニュアンスを理解することが、英語を独学する際には大切です。

ところで、私たちが日本語をどうして理解できるのか考えたことありますか?それは日本語を見たり聞いたりした瞬間に、文章の意味を脳内でイメージしているからです。

例えば「昨日、お母さんとご飯食べに行ってきたんだ。」と友達から話されると、頭の中で無意識に友達がお母さんとご飯を食べている絵を想像します。ただし、自分が知らない言葉や難しい表現で話されるとイメージできないため、内容が理解できません。
英文を読む際も同じで、できる限り脳内で絵をイメージするようにしてみましょう。英文だけで情景がイメージできれば、「英語脳」が鍛えられている証拠です。

英語学習に活用したいスマホアプリ3選!

効率の良い英語学習のためには、スマホアプリを使用するのがおすすめです。通学・通勤時間や寝る前などのスキマ時間を有効活用できるのが大きなメリットです。とはいえ、どのアプリがおすすめなのかわからない方のために、3つのアプリを紹介します。

空いてる時間にサクッと勉強できるアプリなので、気軽に試してみてください。

英単語を覚える!「mikan」

英語を話すためにはよく使う英単語を一つでも多く知っておくと便利です。英単語力を鍛えたいと思う方は「mikan」というアプリがおすすめ。発音も含めて約10万単語収録されているため、語彙力とリスニング力を強化できるアプリです。

「理解する」「テストする」「復習する」というサイクルで勉強できるため、記憶にも定着しやすい特徴があります。学生から社会人まで幅広く利用されており、累計ダウンロード数がなんと600万を突破しました。
もちろん無料で利用できますので、安心してください。mikanはスキマ時間を利用して気軽に英単語の勉強ができるので、通学・通勤時間が長い方はぜひ活用してください!

色んな英語を聴ける!「Voice Tube」

リスニング力を高めたいと思う方におすすめなアプリが「Voice Tube」です。字幕の動画で、ネイティブな英語を勉強できます。また、さまざまな英語表現を学ぶことも可能です。
世界で450万人が利用している無料英語学習アプリであり、ニュースや雑学など幅広いジャンルの英語を学べます。

動画下の欄に英語と日本語の字幕が表示されるので、意味も理解しやすいでしょう。さらに英単語をタップすると意味が表示されるため、わざわざ検索などをして調べる必要もありません。
Voice Tubeを活用することでネイティブな英語を聞くことができて、単語の意味もアプリ内で調べられるため、独学している方にピッタリのアプリです。

英会話も学べる!「Duolingo」

ゲーム感覚で楽しく英会話を学びたい方におすすめのアプリが「Duolingo」です。こちらのアプリは世界中で利用されており、英単語をはじめ、リスニング力・スピーキング力などを総合的に学習できます。アプリを使用すると、最初に簡単な英語テストにチャレンジできます。

その結果から自分のレベルに合った英語学習ができるので、実力に合った勉強を無駄なくでき、おすすめです。また、一つひとつ学習していかないと次のステップに進むことができないので、確実に英語力を高めることができます。

気軽にゲームを楽しむ感じで取り組むと、勉強しなきゃという義務感に追い込まれることもありません。上記の3つは無料で利用できるアプリなので、ぜひ試してみてください。

まとめ

英語を独学する際に大切なことは大きく分けて3つ。

  1. 英語の独学におすすめな方法を実践すること
  2. NGな勉強方法をしないこと
  3. 英語学習のスマホアプリを活用すること

独学は自己流になりがちなため、非効率的な勉強をしてしまう方がいます。時間を無駄にしない方法は、正しい英語の独学方法を学び実践することです。
この記事でも英語の独学におすすめの方法を4つ紹介しています。独学方法が分からないと悩んでいる方はぜひ真似してみてください。
英語ができる方の多くが実践している方法なので、試してみて自分なりにアレンジを加えていきましょう。

英語を学ぼうと思った今がチャンス。ぜひ、独学にチャレンジして英語が話せるようになりましょう。

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