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仕事の「やりがい」とは?自分にあった「やりがい」の見つけ方

「仕事にやりがいを持てない」「もっと仕事にやりがいがあったら毎日頑張れるのに」仕事にやりがいが持てず、悩んでいる方は多くいます。一日の多くの時間を占めている仕事が充実すれば、もっと人生は楽しくなるかもしれません。本記事では「仕事のやりがい」について、次のような内容を解説していきます。

  1. 仕事のやりがいとは一体何か?
  2. 仕事のやりがいを見つけるポイント
  3. やりがいが見つからないときの解決方法

「仕事のやりがい」について真剣に考えると、あなたのやりがいも見えてくるはずです。一緒に「仕事のやりがい」を見つけていきましょう。

仕事の「やりがい」とは?自分にあった「やりがい」の見つけ方

仕事においてやりがいは何か

やりがいの意味は、「充実感」や「手ごたえ」です。つまり仕事のやりがいとは、「仕事の充実感や手ごたえ」となります。

仕事のやりがいを感じる主なポイントは5つです。何によって仕事にやりがいを持てるかは個人差があり、複数の項目に当てはまる場合もあります。

  1. 仕事に対してリターンを得る
  2. 達成感を得る
  3. 自分の成長を感じる
  4. 知識や能力が発揮できる
  5. 新しいことにチャレンジする

仕事に不満やマンネリ化を感じている方は、自分にとっての仕事のやりがいが見つけられていないのが原因の可能性もあります。5つの内容をしっかり確認して、自分はどんなときに仕事のやりがいを得やすいか考えてみましょう。

仕事に対してリターンを得る

自分がした仕事に対してリターンを得たときに、やりがいが得られます。

  1. 給与やボーナスをもらった
  2. 昇格や昇進が認められた
  3. 感謝やお礼の言葉をもらった

給与は仕事の対価として受け取る一番分かりやすいものなので、多くの方が共感するのではないでしょうか。辛い大変な仕事であったとしても、高い報酬が得られるのであれば、やりがいを持てるはずです。また、やりがいを得られるリターンは、目に見えるものだけではありません。お客様や仕事仲間からの感謝が、自己肯定感を高め、仕事のやりがいへとつながる方もいるでしょう。
こういったリターンで仕事のやりがいを得られる方は、実力成果主義の会社や、目の前のお客様に尽力できるような接客業が合っているのかもしれませんね。

達成感を得る

関わった仕事が成功したとき、達成感とともにやりがいを得られます。どんなに辛い仕事であったとしても、日々の積み重ねが大きな成果につながったときは、心から嬉しいですよね。このように達成感が仕事のやりがいにつながる方は、定量目標に向かって仕事を行うようにするとよいでしょう。定量目標とは、数値や数量で表す具体的な目標です。例えば、金額や件数、時間など、達成できたのかできないのかが明確にわかるものがいいでしょう。
また、定量目標は自分でも簡単に立てられます。「今日は5件の新規顧客の開拓をしよう」「この資料は30分で完成させよう」など、自身で決めるのも有効です。定量目標を達成させながら、少しずつ仕事のやりがいを得ていきたいですね。

自分の成長を感じる

働いていく中でできる仕事が増えたり、人としての成長を実感できたりすると、仕事のやりがいが得られます。最初は先輩の手を借りながら精一杯仕事をしていた自分が、いつしか一人で仕事をこなし、チームのリーダーとして仲間を導く立場へと成長していく。こんなストーリーを理想にしている方も多いのかもしれませんね。
成長を仕事のやりがいとするためには、しっかりとしたビジョンやキャリアプランを持つのが重要です。「どんな自分が理想なのか」をきちんと考えておくと、それに向けた小さな目標が立てられます。一つずつステップをクリアしていく度に成長が実感でき、仕事に対するやりがいもどんどん大きくなっていくでしょう。

知識や能力が発揮できる

自分が持っている知識や能力が発揮できる仕事は、やりがいが得られやすいです。裁量権が与えられた仕事も同様です。自分にしかできないような仕事を任されたときや、得意な仕事で誰かに頼られたときの他人との差別化が、大きな自信になります。さらに知識や能力を必要とする仕事では、自分の興味のある事柄に携われやすいので、仕事自体も楽しく感じられるでしょう。
また、資格や特定の技術力がないと従事できないような仕事も、やりがいを得られます。医師や弁護士、伝統工芸の職人など、特別だからこそできるような仕事はやりがいも強いのが特徴です。

新しいことにチャレンジする

新たな刺激や変化が得られる面からも、新しいことにチャレンジする仕事はやりがいが持てます。どんなに好きな仕事に就けたとしても、毎日同じ内容の繰り返しだとマンネリ化して、やりがいを失ってしまうでしょう。新しい仕事には緊張もしますが、心の奥ではどこかワクワクしているものです。新しいことにチャレンジしていると、疑問や驚きの連続です。予想外の事態になって慌ててしまうかもしれませんが、問題を解決できたときの充実感が、仕事のやりがいへとつながっていきます。
自分一人では体験できないような体験も、仕事だからこそ挑戦するチャンスが巡ってきます。積極的にチャレンジしながら、やりがいを見つけていきたいですね。

仕事のやりがいを見つけるポイント

仕事のやりがいを見つけるポイント

これまで仕事のやりがいとは何かを紹介してきました。ここからは、仕事のやりがいを探す方法を解説していきます。仕事のやりがいを見つけるポイントは5つあります。

  1. 自分にとってのやりがいは何か
  2. 一生懸命やってみる
  3. 楽しみを見つけてみる
  4. やりがいを持っている人に聞いてみる
  5. 仕事以外のやりがいを持つ

一つひとつ意識しながら仕事をしていくと、少しずつやりがいが見出せるはずです。それぞれの具体的な方法を参考にして、あなたにとっての仕事のやりがいを見つけてくださいね。

自分にとってのやりがいは何か

前章で解説した5つの仕事のやりがいの中で、自分がどれに当てはまるか、これまでの人生を振り返って考えてみましょう。

  1. 仕事に対してリターンを得る
  2. 達成感を得る
  3. 自分の成長を感じる
  4. 知識や能力が発揮できる
  5. 新しいことにチャレンジする

例えば、学生時代のアルバイトで毎日シフトに入って、がむしゃらに稼いだときに満足感を得たならば、「仕事に対してのリターン」が仕事のやりがいにつながっているのかもしれません。また、クラスのみんなで文化祭の模擬店を作り上げたときに充実感を得たならば、「達成感」が仕事のやりがいとなる可能性があります。
どれが仕事のやりがいとなるかは、個人の性格や過去の経験によって異なります。丁寧に自己分析していきながら、自分のやりがいを考えてみてくださいね。

一生懸命やってみる

仕事でやりがいを持つためには、仕事に真剣に向き合う必要があります。「指示されたから」「やらなきゃ帰れないし」と受け身ではなく、「これは自分が任されたもの」と当事者意識を持って取り組みましょう。
また、一生懸命に取り組むと、仕事の見え方も変わってきます。仕事の面白さに気付いたり、自分の成長を実感したり、やりがいのヒントも得られるはずです。さらに自分が変わっていけば、自然とまわりの対応も変化していきます。感謝を伝えられたり、大きなプロジェクトを任されたり、どんどんやりがいが得られるようになっていくでしょう。
日本の戦国武将、武田信玄は次の名言を残しています。
「一生懸命だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳が出る」
本気で仕事に取り組み、やりがいを見つけていきましょう。

楽しみを見つけてみる

やりがいを持っている方は、仕事が楽しいと感じています。日々の仕事を楽しめるようになれば、やりがいも持てるようになります。仕事を楽しむための工夫はさまざまです。

  1. 色々な方と関わり人脈をつくる
  2. 人間関係を良好に保つ
  3. 物事を前向きに捉える
  4. レベルアップしてできる仕事を増やす
  5. ゲーム性を持たせて仕事をする

仕事を楽しくするための重要なポイントの一つは、良好な人間関係です。心理学者のアドラーが「人の悩みのすべては人間関係」と言うほど、人間関係を良好に保つのは楽しく生きるために重要です。上司や先輩だけでなく、後輩や取引先とも上手な人間関係を築いていくようにすると、仕事の嫌な面も大幅に減っていくでしょう。
さらに、仕事を楽しめる工夫をするのも大切です。ゲームのように目標を決めたり、スキルを磨いてレベルアップしたり、上手に仕事を楽しんでいきましょう。

やりがいを持っている人に聞いてみる

仕事のやりがいについて一人で答えが出せなければ、やりがいを持っている方に直接話を聞いてみましょう。仕事のやりがいについてのヒントが得られるはずです。まずは、同僚・先輩などの近しい方と話をしてみます。同じ仕事に携わっていたとしても、感じ方は人それぞれであると気付くのではないでしょうか。つまらないと思っていた仕事の面白さを知っていたり、実は陰でものすごい努力をしていたり。見ているだけでは分からない、各々の仕事のやりがいを知れるでしょう。
また社内だけではなく、違う業界で働いている方の話を聞くのも、良い刺激を受けます。学生時代の友人などと仕事のやりがいについて話すのも楽しいかもしれませんね。

仕事以外のやりがいを持つ

仕事は1日のうちで長い時間を費やすので、可能であれば、仕事でやりがいを見つけたいところです。ただし、どう頑張っても仕事にやりがいが見出せないときには、仕事以外の生活を充実させるのも一つの手段です。家庭や趣味、ボランティア活動などの他のシーンでやりがいを見出していきましょう。
「仕事以外にやりがいを持つと、仕事が余計嫌いになってしまうのではないか」と不安になるかもしれませんが、心配いりません。他のシーンでやりがいが見つかると、オンオフの切り替えが上手にできるようになるため、自然と仕事に対するやる気もアップします。プライベートが充実すれば、ワークライフバランスが整い、人生が好転していくきっかけとなるでしょう。

どうしても仕事にやりがいが見つからない時には

どうしても仕事にやりがいが見つからない時には

「仕事と真剣に向き合い、やりがいを持った方と話をしてみたけれど、どうやっても仕事のやりがいが見出せない」このような方もいるでしょう。仕事内容が希望通りのものでなかったり、職場との相性が悪かったり、さまざまな理由があるはずです。
すべての方がやりがいを持ちながら仕事に携われる社会が理想ですが、現実にはなかなか難しいでしょう。仕事でやりがいが持てなかったときには、少し視点を変える工夫が必要です。

まずはお金を稼いでみる

「仕事は何のためにしているか」の問いの答えは人それぞれですが、多くの方の目的の一つとして「生活費を稼ぐため」があるはずです。やりがいを持って仕事ができるのが理想かもしれませんが、安定のために仕事をしているのが現実です。
例えば、『やりがいがあるけれど給料が少ない会社』と、『やりがいがないけれど給料が多い会社』の極端な二択を迫られたとき、後者を選ぶ方は多いのではないでしょうか。お金は仕事でしか稼げませんが、やりがいは仕事以外でも見つけられます。
特に会社からもらえる給料はほとんど一定で、社会や誰かの役に立った総量とイコールとはなりません。やりがいを持ちながら仕事すると給料が2倍になるなどの特典がない限り、やりがいの有無が給料に与える影響はそう大きくないでしょう。これらの理由から、「仕事はお金を稼ぐもの」と割り切ってしまうのも一つの手です。やりがいは他のところで見つけていきましょう。

異動や転職のキャリアチェンジを視野に

今の会社でやりがいを見つけられないのは、あなた自身が原因ではないのかもしれません。職場環境が変われば、あなたも仕事にやりがいを見出せる可能性があります。やりがいのある仕事に携わるのが今の部署では難しいのであれば、異動願いを検討しましょう。さらに、今の会社でやりがいのある仕事に携わるのが不可能だと感じたら、転職も視野に入れるべきです。
今の会社で無理にやりがいを探す必要はありません。特に勤めている会社がブラック企業の場合は、やりがいを搾取され続けてしまいます。そんな中でやりがいを探し続けるのは無謀ともいえます。
キャリアチェンジを実行する前段階として、「自分がやりがいを持てるのはどんなときか」や「楽しみは何か」を、必ず自己分析してください。自己分析をせずに異動や転職をしても、今までと同じようにやりがいが見つけられない可能性があります。できるだけ失敗のリスクを減らすためにも、しっかり自己分析してくださいね。

本業と副業の二本立てにする

やりがいがある仕事で大きな収入があるのが理想ですが、現実はなかなか難しいものです。やりがいと収入は切り離して考える方が効率的な場合もあります。やりがいと収入を両立させるために、副業に挑戦するのも一つの手段です。本業でやりたい仕事がない方は副業でやりがいを見つけるために、やりがいのある本業が低収入の方は収入を補うために、目的に合った副業を探してみましょう。
副業では自分で好きな仕事が選べるので、やりがいが見つけやすい特徴があります。趣味を仕事にしたり、自分の得意を活かしたり、誰かの役に立てたり。自分がやりがいを持てる副業はあなたにとってかけがえのないものとなるはずです。また、収入を補うための副業は、「やりたいことのためにアルバイトを掛け持ちする」のと似た感覚です。やりがいのある本業を続けていくためにも、副業で生活を安定させていきましょう。

まとめ

仕事のやりがいを感じる内容は人それぞれで、仕事に対してのリターンだったり、達成感だったりします。やりがいを探すためには、一生懸命仕事に取り組みながら、「自分は仕事の何にやりがいを持てるか」を自己分析する必要があります。どう頑張っても仕事のやりがいが見つからない場合は、キャリアチェンジや副業を始めるのを検討してもよいでしょう。
ただし、無理に仕事のやりがいを見出す必要はありません。家庭や趣味を充実させ、プライベートにやりがいを持つのも一つの手段です。あまり思いつめて考えず、人生を楽しむ気持ちを大切にしてくださいね。