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「仕事が覚えられない」と悩んでいる人必見!5つの原因と対策を解説

「あの人は仕事覚えるの早いな……」「教えてもらったことを翌日には忘れている」「仕事ができなくて辛い」と悩んでいませんか?同期や後輩の方たちがバリバリ仕事をしている一方で、自分はいまだに仕事が覚えられない状態だと不安になるでしょう。しかし、仕事が覚えられないというだけで「自分は無能だ……」と思う必要はありません。人には向き不向きがあるため、仕事を覚えるスピードが違うのも当然です。要するに要領が掴めていないだけです。仕事のやり方を改善すれば、仕事を覚えることは簡単です。
今回紹介する内容は、仕事を覚えられなくて悩んでいる方に、「仕事をするうえで取り組むべき大切なこと」についてです。仕事を覚えられない原因や仕事を覚えるコツが見つかるので参考にしてください。

「仕事が覚えられない」と悩んでいる人必見!5つの原因と対策を解説

仕事を覚えられない原因5選

仕事が覚えられない原因は大きく分けて5つあります。

  1. わからないことをそのままにしてしまう
  2. 仕事の目的・意図を理解していない
  3. 自分ごととして捉えられていない
  4. メモを活用出来ていない
  5. 職場の教育制度に問題がある

上記5つの原因と今の自分を比べてみてください。どれか1つでも当てはまる場合は、自分の仕事を見直して改善しましょう。

わからないことをそのままにしてしまう

仕事内容をしっかり理解できなかったにもかかわらず、そのまま放置するのは危険です。あとで大失敗しないためにも、わからない自覚がある箇所は確認しておきましょう。勢いでわかったふりをしてしまうと、あとでわからなくなったときに聞きにくい状況になります。また、わからないことをすぐに調べる習慣がない方は、いつまで経っても仕事を覚えられないままです。大切なことは、「わからないことは素直に聞くこと」「すぐに調べる習慣をつけること」です。
とはいえ、「調べたけど、わからなかった場合はどうすればいいの?」と思う方もいるでしょう。そのような方は、調べた内容を話したうえでわからないことを上司に質問するやり方がおすすめです。
例えば、「Excelで請求書を作る手順はわかりましたが、マクロで印刷する方法を教えてください」のような質問を心がけましょう。自分がどこまで理解していて、どこがわからないのかを教えると相手も答えやすくなります。

仕事の目的・意図を理解していない

仕事の目的・意図を理解していないと、仕事を覚えるのに時間がかかってしまいます。なぜなら、自分で考えて行動しているわけではないので、その行動に仕事を覚えようという意気込みがないからです。仕事が覚えられない方は「言われたことだけをやっているだけ」という特徴があります。
例えば、ただ野球している子と、頭で考えながら野球している子はどちらのほうが成長スピードが早いでしょうか?間違いなく、考えながら野球している子のほうが上達が早いでしょう。仕事も同じで、与えられた仕事の目的や意図を理解しながら進められる方のほうが仕事覚えもよく、仕事を終らせるのも早いです。
また、仕事全体の流れがわかると、「この作業にはこういう意味があったのか」「次はこの作業が必要になるな」などの仕事に対する目的や意図が明確になります。仕事を覚えられない方は、まず仕事の全体像や目的を理解することを意識しましょう。

自分ごととして捉えられていない

自分ごととして仕事を捉えられなければ、仕事を覚えられないのは当然の結果です。興味や関心がないことをただ言われたとおりにやっているだけだと、やらされている感が強くなってしまい、仕事のモチベーションに影響します。親に勉強しなさいと言われた子どもを想像すると、よりイメージが湧くのではないでしょうか?親に言われた一言で、急に宿題のやる気がなくなった経験が誰でも一度はあると思います。
仕事も同じです。上司に指示された仕事を言われたとおりにしているだけだと、何を目的にしているのかわからず、とりあえず仕事を片付けようという気持ちになります。やっつけ仕事をしていては、いつまでも仕事を覚えられないのは当然です。また、「誰かがやってくれる」という意識があると、細かいところまで覚えようとしないため、なんとなくしか仕事ができない人間になってしまいます。与えられた仕事でも、自分ごととして捉えて仕事すると、物覚えが早くなるでしょう。

メモを活用出来ていない

仕事をするときは「メモを取りなさい」と言われますが、メモの取り方がわからない方が多く見受けられます。メモを取らない方の多くは、自分の記憶力を過信しすぎている特徴があります。人間の記憶力には限界があり、1回聞いただけですべてを覚えられる方はまずいないでしょう。仮に覚えられたとしても、1日もすればほとんどのことは忘れてしまいます。
忘れたときに役立つのがメモを取っておくことです。メモを取っていれば仕事の流れを思い出せますが、メモを取っていなければ仕事の流れを思い出せず、思考停止状態になってしまいます。結果的に、先輩や上司にわからないところを質問して、仕事が大幅に遅れるでしょう。では、言われたことをすべてメモすればいいのかといわれると、そういうわけではありません。メモを取るに当たって大事なことは要点をまとめることです。言われた情報を整理して、読み返したときにすぐ理解できるようにしておくといいでしょう。

職場の教育制度に問題がある

職場によって、教育制度は大きく異なります。教育や研修が整っている会社があれば、整っていない会社も存在するのが現状です。教育制度をきっちりしている会社は、上司が部下のフォローを適切にしたり、定期的にミーティングを実施したりして、部下を育てる環境が整っています。一方で教育制度が充実していない会社は、指導方法がわからないことや自分の仕事で手一杯などを理由に、上司が部下を放置してしまいがちです。自分の目の前にある仕事に追われて、部下を育てる余裕がありません。中小企業の多くは、教育制度が整っていないこともあります。
教育制度が整っていなくても、努力して仕事を覚えようとする方もいます。しかし、多くの方はいつまでも仕事を覚えられなくて、迷ってしまう場合がほとんどです。職場の教育制度に関する問題は自分だけでは解決できません。ですから、積極的に仕事を覚える意欲を持ち、仕事に取り組みましょう。

仕事を覚えるために今からでも取り組むこと

仕事を覚えるために今からでも取り組むこと

仕事を覚えられないからといって、自分は無能だと決めつけないでください。今からでも間に合う仕事を覚えるために、取り組むべきことを教えます。

  1. すぐに聞く、調べる、相談する
  2. メモをとる習慣をつける
  3. 5W3Hを意識する

紹介した3つをこれからの仕事のなかで、すぐに取り組むようにしてください。自分主体でアクションを起こすと仕事に対するやる気が上がります。また、物事を具体的にしてわかりやすい状況作りが大切です。まずは、今すぐ取り組めることに取り組みましょう。

すぐに聞く、調べる、相談する

仕事を覚えるために重要なのは以下の3つです。

  1. すぐに聞くこと
  2. 調べること
  3. 相談すること

わからないことがあればすぐに聞きましょう。仕事をするうえでわからないことを放置していると、いつまでも仕事を覚えられません。先輩や上司に聞くのは恥ずかしいと思う方もいるでしょうが、いつまでたっても仕事を覚えられない方のほうがよほど恥ずかしいです。
また、調べる習慣をつけることも仕事を覚えるうえでは大切です。わからないことを知るためには、誰かに聞くか自分で調べるかの2択しかありません。覚えられるようになると仕事が楽しくなり、モチベーションUPにつながります。相談するのも仕事を覚えるうえでは有効な方法です。頻繁に相談すると上司や先輩とコミュニケーションが取れて、気にかけてくれるようになります。気にかけてくれるようになると質問しやすくなったり、話しかけやすくなったり、と仕事をするうえでの大きなメリットにつながります。

メモをとる習慣をつける

仕事を覚えられないのであれば、毎日メモをとる習慣をつけましょう。メモをとる習慣をつけると、要点をまとめる練習になります。また、キーワードや短い文章が書いてあるメモを見返してみると、当時話していた描写が思い出されます。メモをとるコツは、メモ専用のノートを用意して書き込むだけです。「付箋に書いたらダメ?」と思う方もいるでしょう。付箋に書くのは要点をまとめやすくて便利である一方で、剥がれやすいというデメリットがあります。要点をまとめた重要なメモを落としてしまっては元も子もありませんので、ノートにまとめましょう。
メモをとる習慣がない方は、まずメモをとる習慣から身につけることを意識してください。また、メモのまとめ方について知りたい方はこちらの記事で詳しく解説してますので、ぜひ参考にしてください。

社会人必見!プレゼン資料作りにも活かせるノートのまとめ方

5W3Hを意識する

仕事を覚える際の大切な考え方は、5W3Hを意識することです。5W3Hとは以下のとおりです。

  1. When(いつ)
  2. Where(どこで)
  3. Who(誰が)
  4. What(何を)
  5. Why(なぜ)
  6. How(どのように)
  7. How much(いくらで)
  8. How many(どのくらい)

作文を作るときは「5W1Hを意識すること」と言われますが、仕事の場合はもう少し細かい情報が必要になることが多々あります。例えば、水を通販するプロジェクトがあると仮定して5W3Hに当てはめると以下のようになります。

  1. 今年の5月から(When)
  2. 独自サイトから(Where)
  3. 自分の会社(Who)
  4. 水(What)
  5. 健康ブームに乗るため(Why)
  6. CMやインフルエンサー起用(How)
  7. 1ケース3,000円(How much)
  8. 1ヵ月で5万本(How many)

5W3Hに当てはめることで、抽象的な内容が具体的にイメージできるので、ぜひ活用してください。

仕事したての20代はまずは社会人に慣れるところから

仕事を始めたばかりの20代は、まず社会人に慣れるところから始めましょう。高校や大学を卒業して、今までの学生生活からガラッと環境が変化するため、最初は戸惑うことが多いはずです。まずは社会人としての生活リズムを整えることが大切になります。社会人に慣れる方法は、生活リズムを一定にすること、意欲的に仕事をすることです。慣れてくると1日の要領を自然と掴めてくるので、精神的負担が軽くなります。

20代のうちに覚えるための基礎を身に付けよう

20代のうちは、仕事を覚えるための基礎を身に付けることが大切です。仕事は日々変わっていくものであり、増えていくものなので、覚える力はどんなときでも必要と言えます。基礎を身に付けるためには、コミュニケーション能力と問題解決力を高めることが重要です。この2つは特別なスキルは必要なく、誰でも取り組む意欲さえあれば身に付けられます。
もう一つ、20代の方に大切なことは、たくさん挑戦してたくさん失敗することです。確かに仕事でミスをしたくないと思う方がほとんどでしょう。しかし、仕事で1回もミスしたことがない方はほとんどいません。自分で考えて、行動して、失敗して、改善する繰り返しが大切です。これをPDCAサイクル(Plan・DO・Check・Action)といいます。言葉として理解している方は多いですが、実践できている方となるとほとんどいません。本当の意味でPDCAサイクルを回せる方になるためにも、20代のうちはいろいろなことに挑戦しましょう。

仕事を覚えられないと悪循環に

新しい生活リズムに慣れず、仕事も覚えられないとすべてが悪循環になってしまいます。教えた仕事が出来ないと「〇〇さんって、仕事覚えるの苦手なのかな?」と先輩や上司に思われてしまいます。そうなると冷たい目で見られたり、話し方が乱暴になったりすることもあります。最悪の場合、パワハラや誹謗中傷につながるなんてことも……。
また、仕事を覚えられないといつまでも新しいステップに進むことができないため、昇給や昇任にも影響が出る可能性もあります。入社したての頃は通用するかもしれませんが、新人ということに甘えていると、あとで痛い目に合うので注意しましょう。今のうちに自分から、積極的に仕事を覚える努力をしてください。初めてやる仕事は知らなくて当たり前かもしれませんが、常に「疑問を持つ」ことが大切です。上司や先輩から教えてもらったことに対しても疑問を持ち、どんどん質問しましょう。そうすることでコミュニケーションもできて、知識も増えるので一石二鳥です。

それでも仕事が覚えられない場合

それでも仕事が覚えられない場合

これまで、仕事を覚えるために取り組むべきことを紹介しました。しかし、紹介されたことを試しても、「まったく仕事を覚えられないという場合はどうしたらいいの?」と不安に思う方もいます。そういった方は以下2つを考える必要があります。

  1. 忘れてしまう病気もある
  2. 転職も視野に入れて辞めるのもあり

仕事を覚えられないことには必ず原因があります。覚えられないのであれば思い切って行動するのも一つの手です。

忘れてしまう病気もある

仕事を覚えられない方には忘れてしまう病気を患っている可能性があります。具体的にはADHD(注意欠如・多動症)やアスペルガー症候群(広汎性発達障がい・自閉症スペクトラム障害)などが挙げられます。ADHDは「落ち着きがない」「集中力がない」「作業にミスが多い」といった病気です。そのため、仕事をしていても、覚えが悪かったり、ミスをしたりしてしまいます。
また、アスペルガー症候群は「コミュニケーションが難しい」「自分なりのこだわりが強い」という発達障がいです。そのため、仕事での意思疎通が取りづらく、教えたことと違うやり方をしてしまうこともあります。ネット上には、ADHDかどうか簡単に確認できるセルフチェックリストがあります。◯✕で答えられる簡単な内容になっており、5分もあればできるので、病気が気になる方は成方期のADHDの診断チェックリストを試してみてはいかがでしょうか。
どうしても仕事を覚えられないと悩んでいるのであれば、病院を受診してみるのもいいかもしれません。

転職も視野にいれて辞めるのもあり

どれだけ仕事をしても覚えられないのであれば、思い切って転職を視野にいれて、辞めてしまうのもありでしょう。仕事を覚えるための方法をあれこれ試してみても覚えられないのであれば「そもそも仕事が合っていない」可能性が考えられます。苦手な仕事をいつまでも続けているとストレスに感じて、最悪の場合うつ病になってしまうなんてことも……。覚えられない仕事をダラダラ続けるより、自分が興味のある仕事に転職したほうが気持ちもリセットできて、楽しく働けるようになります。
また、転職すると決めたなら早めに行動するのがおすすめです。人は考えてから行動するまでに相当なエネルギーが必要になります。考えただけで、先延ばしにしていると転職に対するモチベーションがどんどん低下するので、早めに行動することが大切です。まずは、転職サイトに登録して求人情報をチェックするだけでもいいので始めましょう。

まとめ

仕事を覚えられないのには必ず原因があります。これまで自分がしてきた仕事を見直して、原因を探ってみてください。仕事を覚えられるようになりたいという気持ちがある方は今すぐ以下のことに取り組みましょう。

  1. すぐに聞く、調べる、相談する
  2. メモをとる習慣をつける
  3. 5W3Hを意識する

自分が本気で仕事を覚えたいと思って行動すれば、間違いなく仕事ができる人間になれます。ぜひこの記事を何度も見直して素敵な社会人生活をお過ごしください。