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勉強したいのに時間がとれない社会人必見!時間の作り方を紹介

皆さんに質問です。社会人になってから勉強をした記憶はありますか。「忙しくて勉強する時間がない」と答える方も多くいるのではないでしょうか。しかしながら、社会人になってからの勉強はとても大切です。資格取得や自己啓発に時間をかけると、人的価値が高まり、人生がどんどん豊かになっていくからです。

本記事では「社会人の勉強時間のつくり方」について、解説していきます。勉強方法を工夫すると、習慣化は決して難しくありません。

人生をもっと豊かにするために、今日から少しずつ勉強を始めてみましょう。
勉強したいのに時間がとれない社会人必見!時間の作り方を紹介

社会人の勉強時間はどのくらい?

「勉強しよう」と思い立っても、すぐに時間をつくれる方はなかなかいないかもしれません。日中は仕事、退社後は家事や家族との団らんの時間と、忙しく毎日を送る方も多いでしょう。仕事をしている一般的な社会人は、1日にどのくらいの勉強時間を確保できてるのでしょうか。

データから驚きの事実が分かりました。

平均は1日あたり6分!?

国がライフワークバランス推進のために行った『平成28年社会生活基本調査結果(総務省統計局)』から、社会人の勉強時間について主に2つのデータが読み取れます。

  1. 過去1年以内に学習・自己啓発・訓練を行った方の割合は36.9%
  2. 学習・自己啓発・訓練を行った方の平均時間は1日あたり6分

なんと社会人の6割強が何も勉強をしていません。また、勉強を全くしていない方が含まれているとはいえ、勉強の平均勉強時間も1日6分という結果になりました。このデータから日本の多くの社会人には、勉強習慣がほとんどないことがわかります。

しかし、「ほとんどの社会人はしていないから、勉強の必要はない」と勘違いしてはいけません。勉強と年収に関するアンケートで興味深い結果が出ています。

年収が高い人は勉強している

社会人になってからも勉強に励んでいる方は、もちろんいます。勉強時間と年収には、密接な関係があるのも事実です。PRESIDENTOnlineが社会人に対して行ったアンケート調査では、次のような結果が出ています。

”「仕事以外の時間に勉強している」と答えた人は、年収2000万円以上で69.2%、年収500万円台で41.2%だった。”
引用:『PRESIDENTOnline年収2000万vs500万学習法比較

この結果から、年収が高い人の方が、低い人より学習している割合が大きいのがわかります。年収が高い人は、運で年収が高くなっているのではなく、きちんと努力をしているのです。勉強の努力はやがて仕事に結びつき、良い成果へとつながっていきます。「勉強したい」と思えた今がチャンスです。勉強を習慣化して、人生を豊かにしていきましょう。

社会人が勉強できない原因

「勉強したい」と思っても、なかなか勉強ができないのはなぜでしょうか。社会人が勉強できない原因には次のようなものがあります。

  1. 勉強の時間が確保できない
  2. やる気がわかない
  3. まわりも勉強していない
  4. 何を勉強していいかわからない

それぞれの原因を詳しく解説していきます。

勉強の時間が確保できない

社会人の1日のほとんどの時間は仕事が占めています。そのほかの時間も、睡眠・食事・家事・育児などで忙しく、自由な時間は少ししかない方も多いでしょう。平日の自由時間は、2~3時間程度あればよい方なのかもしれません。その少しの時間でさえ、仕事が忙しく残業となれば消えてしまう可能性もあります。

また、日中は全力で仕事をしているため、余力が残っていない方もいるでしょう。仕事で歩き回り、休憩時間もろくに取れないような日々。家に帰って勉強する時間があったとしても、疲労が溜まった状態ではろくに頭も働かず、勉強にはならないでしょう。

忙しい社会人が勉強をするためは、時間と余力の確保が重要な課題です。1日は24時間で体は一つしかありません。
上手に工夫しながら、勉強時間を確保する必要があります。なお、勉強時間を確保する方法は、後ほど例を挙げて詳しく解説していきます。

やる気がわかない

「面倒だ」「勉強したくないな」と勉強のやる気がわかない状態では、当然勉強は進まないでしょう。勉強にやる気がわかない理由は、2つ考えられます。

  1. 現状に満足していて目標が曖昧
  2. ほかにやるべきことが山積み

勉強は、「理想の姿になるため」や「目標を達成するため」に行います。現状に満足していると、向上心や意欲なども起きにくく、勉強の目標も曖昧になります。これでは何のために勉強しているのか分からず、やる気もわきません。

自分が生活している空間以外に目を向けてみると、新しい発見や出会いがあります。そこから新たな目標や理想が見つかるかもしれません。現状の満足している部分は守りつつ、新たな目標に向かって勉強を始めていきたいですね。

また、やるべきことが山積みの状態では、勉強を後回しにせざるを得ません。まずは、仕事や家事などのやるべきことを片付けるのが先決です。余裕が持てるようになると、勉強に集中できるようになります。

まわりも勉強していない

先述した『平成28年社会生活基本調査結果(総務省統計局)』では、勉強している社会人の割合は約3割でした。まわりのみんなが勉強している学生時代の環境とは、大きく異なります。強い意志を持たなければ勉強も続かず、楽な方へ流されて行ってしまうでしょう。

ただし「類は友を呼ぶ」のことわざ通り、似たような方や同じような考え方を持った方は自然と集まります。勉強をしていないあなたのまわりには、同じように勉強をしていない人達が集まっているだけなのです。勉強を始めれば、自然と勉強をしている人達との出会いが増えてきます。

勉強をしている集団に属せれば、勉強の習慣化も決して難しくないでしょう。挫けそうになったとしても「みんながんばっている」と、奮い立たせられるはずです。
最初は一人で苦しいかもしれませんが、努力を重ねながら最高の環境を見つけていきたいですね。

何を勉強していいかわからない

目標やゴールが曖昧で定まっていない場合には、何を勉強していいか分からず、行動に移せません。子どもの頃の「勉強は学生の義務」というイメージのせいか「勉強が大好き」と思える方は少ないのかもしれません。学生時代は志望校合格を目指し、辛くて大変な勉強を乗り越えてきた方も多いでしょう。
勉強は大きな目標があるからこそ、がんばれたはずです。

それは社会人になっても同じです。絶対に叶えたいと思う夢や目標があるからこそ、勉強に身が入ります。この目標が曖昧では、辛い勉強をがんばれるわけありません。

また、夢や目標が遠過ぎる場合も何を勉強したらいいか分からず、勉強の理由が曖昧になってしまいます。この場合は、目標を小さなステップに分けるのが効果的です。小さな達成感を得ながら、少しずつ大きな目標に近づいていきましょう。
勉強時間確保

社会人が勉強時間を確保する方法

忙しい社会人はどのようにしたら勉強時間を確保できるのでしょうか。具体的な方法を6つ紹介します。

  1. 朝勉強する
  2. 目標と期限を決める
  3. 隙間時間を活用する
  4. やらないことを決める
  5. 休日に取り組む
  6. 仕事を早く終わらせる

自由な時間が少なく、忙しいからこそ、勉強時間の確保には工夫が必要です。一つずつチェックしながら、できそうなものからぜひ取り入れてください。

朝勉強する

「朝に勉強」と聞くと、「絶対ムリ」と拒否反応を起こす方もいるかもしれません。時間ギリギリまで寝て、大慌てで出勤している日々を送っていると、朝に勉強するなんてきっと想像できませんよね。でも朝は非常に勉強に向いている時間です。

理由は3つあります。

  1. 予定や連絡が入りにくい
  2. 限られた時間で集中しやすい
  3. 頭がすっきりしている

朝は眠っている方が多いため、予定や連絡が入りにくいです。早起きさえがんばれば、簡単に勉強時間を確保できます。反対に夜は、残業があったり、飲み会に誘われたりで自由に行動しにくい時間帯です。
「今晩は勉強する」と決めていても、誘いを断れずに結局勉強できなかった経験も多いのではないでしょうか。

また朝は勉強できる時間が限られているため、短時間で集中しやすいのもメリットです。起きたてで脳も元気なので、思考力も高まっている時間帯です。上手に朝の時間を使いながら、効率的に勉強を進めていきたいですね。

朝の勉強方法については、朝の勉強のメリット4選!夜の勉強との違いや習慣化の方法も解説の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてくださいね。

目標と期限を決める

やみくもに勉強をしていても成果はなかなか上がりません。社会人が勉強するためには、目標を定めるのが重要です。目標を設定すると、勉強する理由も方法も明確化し、行動に移しやすくなります。

目標の立て方には工夫が必要です。「いつか資格を取る!」では、いつまでに何をどうしたらよいのかさっぱり分かりません。
目標は「SMARTの法則」を使って立てると、具体的で目指しやすいものとなります。

  1. Specific:具体的
  2. Measurable:計測可能
  3. Achievable:達成可能
  4. Relevant:関連性
  5. Time-bound:期限

これらを意識すると、次のような具体的な目標が立てられるようになります。「デザイナーに転職するために(関連性)8月の(期限)ウェブデザイン検定3級の試験に(具体的)合格する(計測可能)」

また、この目標には無理があってはいけません。あまりにも勉強できる期間が短かったり、高過ぎる目標だったりしては、達成できる気がせず、やる気も失ってしまいます。努力すれば「達成可能」な目標を立てるのもポイントです。
大きな目標が決まったら、期限から逆算して1ヵ月、1週間、1日あたりのスケジュールを組んでいきましょう。

隙間時間を活用する

勉強できる時間は、案外普段の生活の中に隠れています。机に座って本やノートを使うだけが、勉強ではありません。埋まっていると思い込んでいる時間や、小さな隙間時間を利用して効率的に勉強を進めていきましょう。

例えば、通勤時間。電車に乗りながら、スマホを触ったり、居眠りしたりして過ごす方も多いかもしれませんが、実は勉強するチャンスです。特に通勤時間が長い場合は、この時間を有効に使えるようになると、勉強が一気に進みます。

電車内では次のような勉強が可能です。

  1. 読書
  2. スマホアプリで学習
  3. 音声教材で学習

電車の中でボーっとしていては、非常に勿体ないです。時間を上手に活用していきましょう。隙間時間は、ほかにもあります。仕事の休憩時間や待ち合わせまでの時間など、短い時間かもしれませんが、少しの勉強はできるはずです。

また、手が塞がっていて使えなくても、耳が空いている時間は意外にあります。家事やお風呂の時間など、音声教材を聞いての勉強も可能です。何かをしながらの「ながら勉強」で、効率良く勉強を進めていきましょう。

やらないことを決める

1日24時間、これは万国共通です。時間は平等なので、何かを始めたければ何かをやめる必要があります。「勉強する時間がない」と思っていても、案外時間は作り出せるものです。
例えば何となくスマホを触っていたり、TVを何時間も見ていたりした経験はありませんか。何かをしているつもりはなくても、時間はどんどん過ぎてしまいます。

このような「何となく過ごしているムダな時間」が、勉強時間に変われば、忙しい平日でも勉強ができるようになるでしょう。

特にスマホは楽しいコンテンツが無限にあるので、なるべく触らないよう心掛ける必要があります。SNSや動画、ゲームなど、やり始めたらキリがありません。気を取られないように着信音を消したり、つい時間を費やしてしまうアプリを消したり、上手にスマホとの距離を取っていきましょう。

ただし、ムダな時間を一切なくそうと、遊びやくつろぎの時間のすべてを勉強時間に変えるのはあまりおすすめできません。日々のストレスを解消していたものを完全にやめてしまうと、心身のバランスを崩してしまう恐れがあります。何事もほどほどに、うまくバランスを取っていきましょう。

休日に取り組む

平日に勉強時間が取れないのであれば、休日に勉強をまとめてするのもよいでしょう。平日は仕事やタスクに追われがちですが、休日は融通が利くのでまとまった勉強時間が取りやすいのがメリットです。
休みだからと一日中のんびりするのではなく、オン・オフのメリハリを持ったスケジュールを心掛けましょう。

休日はつい寝坊したくなりますが、なるべくいつも通りの時間に起きます。そこから何時間かまとめて勉強していきましょう。休日は身体を休めたり、ストレスを解消したりするのも大切です。勉強は集中して午前中までに終わらせるなど、負担になり過ぎないよう工夫していきましょう。

休日は勉強する場所も選べます。家や図書館、カフェなど、自分が集中しやすい環境で取り組むと、さらに効率的です。ノートに書いたり、いくつも参考書を広げたりするような、平日にはなかなかできない勉強をしていきましょう。

仕事を早く終わらせる

「勉強する時間をつくりたい」と思ったら、プライベートの時間だけでなく、仕事時間も見直しましょう。毎日残業で帰宅が遅ければ、勉強のための時間はなかなか取れません。

まずは残業するのを当たり前と思わないことです。できるだけ業務時間内に仕事を終わらせるよう心掛けます。残業の原因は、仕事の効率が悪いせいかもしれません。日々の取り組み方を見直して、なるべく定時で退社するようにします。

また、自分の仕事が終わっているのであれば、まわりが残業をしていたとしても、引け目を感じる必要はありません。大きな目標のために、潔く帰宅しましょう。

もし業務量が多くて、どうしても定時で退社できないようであれば、上司に相談するのも大切です。仕事と勉強の両立ができるよう、上手にスケジュール管理をしていきたいですね。
効率重視で勉強

時間がない社会人こそ効率重視で勉強する

社会人は毎日忙しく時間がありません。限られた時間の中で成果を上げるためには、効率を重視して勉強する必要があります。
社会人向けの効率重視の勉強法を3つ紹介します。

  1. 時間を区切って勉強する
  2. インプットとアウトプットはセットで
  3. 集中できる環境を作る

また、これらの内容をさらに詳しく解説した記事もあります。もっと詳しく知りたい方は、【効率のいい勉強法】人間の特性を理解して効果を最大化しよう!の記事もぜひ参考にしてください。

時間を区切って勉強する

1つめは、時間を区切って勉強する方法です。短い時間で集中して勉強の密度を高めると、勉強の効率もアップします。勉強時間と成果は、必ずしも比例関係にはありません。長い時間勉強していても、たいして知識が頭に入っていなかったなんて経験はありませんか。
これは、人間の集中力の限界を考えずに勉強を続けてしまったことが原因です。

人間が本当に深く集中できる時間は、たった15分です。ほどほどに集中している状態も最大で50分しか持ちません。つまり、集中力の低下により50分以上続けて勉強をしても、たいして頭には入っていないのです。

効率的に勉強するためには、短い時間の集中と休憩を繰り返す「ポモドーロテクニック」が使えるでしょう。ポモドーロテクニックのやり方は簡単です。

  1. 25分勉強して5分休憩する
  2. このセットを4回繰り返したら30分休憩する

ポモドーロテクニックでは、タイマーを使うと便利です。脳が疲れにくくなり、集中力が持続します。効率よく勉強すれば、長い時間勉強したのと同等の知識が得られます。
ポモドーロテクニックを利用して、上手に勉強していきたいですね。

インプットとアウトプットはセットで

勉強は知識を入れたり、理解したりに注力しがちです。これらの勉強はインプットに分類されます。
しかしながら、勉強で記憶を定着させたいのであれば、インプットだけでなく、アウトプットもセットでしていくことが大事です。

  1. インプット:授業を聞く・読書する・暗記する
  2. アウトプット:説明する・紙にまとめる・問題を解く

インプットした知識はアウトプットしていくと、定着していきます。勉強と聞くと授業を聞いたり、暗記したりが中心と思いがちですが、それだけではなかなか成果が上がりにくいです。

インプットとアウトプットのバランスを意識すると効率がアップするので、たとえ多くの勉強時間が取れなかったとしても、勉強の成果が出やすくなります。インプットとアウトプットのちょうどよいバランスは、インプット3:アウトプット7程度です。

なるべくアウトプットに重点を置きながら、勉強を進めていきましょう。

集中できる環境を作る

効率的に勉強を進めるためには、集中できる環境作りが大切です。「雑音が気になって集中できない」「ついスマホや漫画に手が伸びてしまう」このような環境では、いくら勉強時間を確保したとしても、なかなか身につきません。
次の内容を意識して、勉強に集中できる環境作りを行いましょう。

  1. 机まわりの整理整頓をする
  2. 自分が勉強に集中できる場所へ移動する
  3. ルーティンを作る
  4. 勉強仲間を作る

机のまわりが散らかっていたり、スマホや漫画などの誘惑があったりしては、集中できる環境とは言えません。勉強に関係するもの以外は、視界から外すように整理してください。また、勉強で使用するものはすぐに見つかるように整理整頓しておくのも大事です。

辞書や電卓などをいちいち探していては、勉強どころではありません。使おうと思ったら、ワンアクションで取り出せるようにできると集中力も途切れにくくなります。
ほかの項目については、【効率のいい勉強法】人間の特性を理解して効果を最大化しよう!の記事で詳しく解説しています。
興味がある場合は、参考にしてください。

社会人で勉強を習慣化していくためには

社会人が勉強を習慣化していくためには、「勉強するぞ」といった勢いだけでは難しいでしょう。社会人の勉強は義務ではなく、自主的に行う必要があるからです。そのため、勢いだけでは簡単に挫折してしまいます。

社会人が勉強を習慣化するためには、3つのコツがあります。

  1. 目標や目的を明確にしておく
  2. 支え合える仲間を持つ
  3. 小さく細かく目標を設定する

この3つのコツを上手に使いながら、勉強を習慣にしていきましょう。

目標や目的を明確にしておく

学生と社会人の勉強の大きな違いは、義務的か自主的かです。

  1. 学生:義務的要素が強い
  2. 社会人:勉強の義務はなく自主的である

学生の勉強は義務的な要素が強いです。定期テストや受験など、決められた目標に向かって、勉強をしていきます。一方、社会人の勉強は自主的に行うものなので、目標や目的も自分自身で決めなければなりません。

目標や目的を曖昧にして「やるぞ!」と勢いだけに頼っていると、いつかモチベーションが下がったときに、勉強を続けるのが難しくなってしまいます。

目標や目的を明確にしておけば、モチベーションが下がったときでも、勉強をする理由を思い出せます。そのため、上がったり下がったりするモチベーションに左右されず、勉強を続けられるのです。
「社会人が勉強時間を確保する方法」で解説した「SMARTの法則」を使うと、勉強が継続しやすい目標が立てられます。

具体的で明確な期限のある目標を、しっかり立てていきましょう。

支え合える仲間を持つ

切磋琢磨できる仲間と支え合うと、勉強も習慣化しやすいです。学生のテストや受験では、まわりの勉強している雰囲気につられて、自分も勉強をがんばれた経験はありませんか。仲間と一緒だと勉強も継続しやすいです。
仲間は会社の中など、必ずしも身近な場所で作る必要はありません。

身近な場所に同じ目的を持って勉強をする仲間は、そうは見つからないからです。勉強仲間は、アプリやSNSで探す方が効率的でしょう。
勉強仲間探しに向いているアプリやSNSはこちらです。

  1. Studyplus(スタディプラス)
  2. 勉強タイマー「ZEN」(iPhone用)
  3. Twitter
  4. Instagram

Studyplus」や「ZEN」は、お互いの勉強状況を確認できたり、励まし合ったりできるアプリです。「Twitter」「Instagram」はさまざまな方と交流できるSNSです。勉強専用アカウントを作成すると、勉強をしている社会人とつながれます。

これらのアプリやSNSを上手に利用して、一緒にがんばる勉強仲間を見つけてくださいね。

小さく、細かく目標を設定する

大きな目標は立派ですが、勉強を習慣化するためには、それだけでは足りません。目標が大き過ぎると、日々の小さな一歩が実感できず「今日はやらなくていいや」となってしまいがちだからです。
また、大きな目標だけだと、毎日どれだけ勉強すればよいか分からず、計画も狂いやすくなります。

勉強の習慣化のカギは、大きな最終的な目標を細分化した小さな目標を設定することです。

  1. 1ヵ月の目標
  2. 1週間の目標
  3. 1日の目標

このように最終目標を逆算して、小さな目標を立てていきましょう。目標を達成したときには何かご褒美を決めておくのもよいですね。

ご褒美は、達成した目標の大きさに合わせて設定します。「英単語を10個覚えたらチョコレート1個」や「1ヵ月の目標を達成したらおしゃれなカフェに行く」など、自分が嬉しくなるご褒美を選んでください。

まとめ

日本の社会人の1日の平均勉強時間は6分で、6割強には勉強習慣がありません。しかしながら、年収の高い社会人は勉強している割合が高いのが現実であり、努力は結果に結びつくと証明されています。仕事で忙しい社会人が勉強をするのはひと苦労ですが、工夫して効率を上げると、短い時間でも密度の高い勉強ができるようになります。

今回紹介した「SMARTの法則」や「ポモドーロテクニック」、「勉強アプリ」など活用しながら、少しずつ勉強を習慣化していきましょう。

「千里の道も一歩から」の気持ちを忘れずに、さっそく今日から勉強を始めてくださいね。

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