今すぐにでも試したい!やる気を出すための効果的な方法8選!【すぐ実践できるやる気を出す秘訣】
勉強をしている方には「勉強のやる気が出ない」「やる気が続かない」のような悩みが多く見られます。目的を達成するには、勉強を継続するのが大切です。なぜ勉強のやる気が出ないのでしょうか?
この記事では、「やる気が出ない原因」「やる気の出し方」「やる気を維持する方法」について、詳しく解説していきます。
これまで勉強のやる気が続かなかった方は、ぜひ参考にしてください。
勉強のやる気がでない原因は何か
勉強のやる気を出すためには、「なぜやる気が出ないのか」を考えるのが大切です。やる気が出ない原因がわかれば、やる気を出すための対処法が見つかります。
やる気が出ない原因は環境によるもの、気持ちや体力によるものなどさまざまです。それぞれの原因に合わせて対処していくのが重要になります。
また、学生と社会人ではやる気が出ない原因も異なりますので、それぞれのパターンで「やる気が出ない原因」を探ってみましょう。
まずは、勉強している方に共通の「やる気が出ない原因」について紹介していきます。勉強は、帰宅後や出かける前など空いた時間に進めるのが一般的ですが、何のために勉強するのか、目的や目標が定まっていないと、勉強に対するモチベーションも保てません。
目的や目標が定まっておらず、なんとなく勉強を始めてしまっている方は、この機会に目的や目標をはっきりと決めておきましょう。
- TOEICで600点以上とる
- FP2級をとる
- 中間試験で数学80点以上とる
やる気を出すには、上記のような具体的な目標・目的が必要です。勉強は継続するのが大切なため、目標を設定してモチベーションを保つように工夫しましょう。
学生や受験生の場合は、まとまった勉強時間が多いため、周囲と比較して落ち込んでしまう場合がよくあります。周囲と順位や成績を比較する機会が多いのも、気持ちが落ち込む原因になってしまうのです。
また、中学生、高校生と上がっていくにつれて、勉強の難易度も上がっていきます。「勉強しないといけない」「成績を上げないといけない」などの焦りから、逆にやる気が出なくなる可能性も考えられるのです。
そんな悩みを持つ学生・受験生は、自分の勉強時間を見つめ直すのが大切です。スマホや手帳などを使って、学習時間を記録してみましょう。日々の勉強時間を記録することで、これまでの勉強時間が一目でわかるだけでなく、自分にとっての自信にもつながるのです。
SNSで勉強時間を公表することで、同じように勉強をがんばる仲間を見つけられます。
スマホは勉強の妨げになるとされていますが、うまく活用することでやる気アップに役立つのです。
社会人の場合、学生と違ってまとまった勉強時間を確保できないのが、やる気の出ない原因の1つとなっています。仕事が忙しく勉強時間の確保が難しい、仕事終わりに疲れていて勉強が進まないなど、社会人の勉強にはさまざまな壁があるのです。
また、学生のようにテストなどもないため、勉強に対して危機感や必要性を感じられない点も、やる気が出ない原因となっています。社会人で勉強をする場合は、スキルアップや転職のための資格取得が一般的です。
そのため、資格を取得するとどんなメリットがあるのかを具体的に考えてみましょう。
- 収入がアップする
- やりたかった仕事に挑戦できる
- 生活スタイルに余裕ができる
- 新しいジャンルに挑戦できる
上記のように、「勉強をがんばって得られる未来」について考えてみましょう。未来の姿を想像して、やる気アップにつなげます。
勉強のやる気の出し方
「勉強しないと…」と思っていても、なかなかやる気が出ずに困った経験はないでしょうか。気がついたらスマホを見ていて時間が経っていた…なんて場合もあると思います。そこで、勉強のやる気を出すのに効果的な行動を8つご紹介します。
学生・社会人関係なく、これから勉強を始めるときに取り入れたい方法です。
やる気が出る方法は人それぞれ。自分に合った方法を見つけてみましょう。
漠然と「勉強をしよう」と思っても、何から手をつければいいのかわからないものです。勉強を始める前に細かく目標設定をすると、やる気を引き出せます。
目標を決める場合は、以下のようにできるだけ細かく設定するのがポイントです。
- 英単語を5つ覚える
- テキストを1ページ解く
- わからない用語を3つピックアップする
目標を細かく設定すると達成感を感じやすくなり、次のステップへのやる気が生み出されます。目標はできるだけ細かく、具体的に設定するのが重要です。
併せて、目標を達成するまでの所要時間も設定しましょう。
例)10時までに英語のテキストP18を解く
時間も意識しながら勉強すると、より効率的に目標をこなせます。
家での勉強は、部屋着などの楽な格好にしてしまいがちです。しかし、部屋着などは楽な分、リラックスしすぎて気が緩んでしまいます。また、冬はブランケットなどの暖かいグッズにも注意が必要です。気が緩んでやる気が出ず、眠くなって勉強が進まない、なんて経験もあるのではないでしょうか。
外行きの格好に着替えると、気持ちを引き締め、集中力ややる気を高める効果があります。
帰宅後は部屋着に着替える前に、外行きの格好のまま勉強を始めるのもよいでしょう。勉強しようと思ってもなんだか眠くなる方は、部屋着から外行きの格好に着替えてみてはいかがでしょうか。
勉強のやる気を出すには、TVや漫画、スマホなどの誘惑を断ち切るのが大切です。ついTVやスマホを見ていると時間が経ってしまい、本来は勉強に使えたはずの時間が無駄になってしまいます。
また、勉強のやる気を出すうえで、環境はとても大切です。勉強に関係のないものが視界に入ると、そちらに意識が移り、集中しにくくなります。
- 漫画
- TV
- スマホ
- ゲーム
- お菓子
- 趣味のグッズ
上記のような、勉強に関係のないものはしまっておくようにしましょう。視界に入ってしまう場合は、布をかぶせるといった対策も効果的です。
自分の部屋では勉強がしにくい場合は、図書館やカフェなど、勉強する環境を変えてみてもよいでしょう。
長時間の勉強は集中力が途切れる場合もあります。一度切れてしまった集中力を取り戻すのは難しいもの。それを防ぐためにも、あらかじめ勉強時間を設定し、その間だけ勉強をがんばるようにしましょう。
時間を区切って「締切り効果」を利用できます。締切り効果とは、「◯時までに勉強を終わらせる」と締切りを設定して、やる気と集中力をアップする方法です。
あらかじめ終了時間が決まっているため、中だるみをなくして効率的に勉強できます。短い時間で締切を設定する方がより効果が高く、忙しい社会人でも利用しやすい方法です。勉強時間にメリハリをつけられるため、生活習慣を整えやすいメリットもあります。
やる気が出ない場合、アニメや漫画の名言からパワーをもらいましょう。思いがけないところから、自分に足りないものや気づきを得られます。ここでは、大学受験のバイブルとも言われている漫画「ドラゴン桜」から、5つの名言を紹介していきます。
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『受験に重要なのは知能ではなく、根気とテクニック』
勉強に必要なのは高い学力や知能だと思われがちですが、本当に大切なのは根気とテクニック。
根気とテクニックはこれから身につけられるため、勉強を始める方にとって希望の持てる名言です。
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『勉強とは合理性と効率』
合理性と効率は、勉強をするうえで欠かせない要素です。成績を伸ばすためには勉強時間の長さよりも、効率のよい正しい勉強法が必要になります。
脳と体のメカニズムを把握し、勉強に取り入れるのが大切なのです。
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『勉強にも最後までやり遂げられる基礎体力が必要』
スポーツと同じく、勉強も最後までやり遂げるための基礎体力が大切です。勉強の基礎体力をつけるには、毎日少しずつでも勉強を続けるのが大切。
初めは集中力がもたなくても、続けるうちにだんだん集中できるようになっていきます。
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『行動するために、まず理由を考える人は後悔する』
何かを始めようと思った時に、理由を考える人は後悔する結果になります。勉強も同じで、勉強前に言い訳を考えるようでは、いつまでもやる気が出ずに終わってしまうのです。
まずは3分でも机に向かって見るのが大切。その積み重ねが勉強のやる気につながるのです。
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『成功する人とは、失敗から学べる人』
勉強をしていると、すべてがうまくいくとは限りません。失敗した経験を糧にし、学ぶことから成功へとつながります。
成功する人は失敗から学んでいる人なのです。
勉強をがんばってばかりでは疲れてしまうため、ご褒美を用意するのもよいでしょう。勉強の後にご褒美があると、いつもよりもやる気がアップします。
ご褒美ばかりでは勉強が進まないため、勉強とのバランスをうまく取りましょう。
- テキスト1ページとく度にチョコを1個食べる
- 30分勉強したら好きな音楽を1曲聴ける
- 1時間勉強したら散歩に行ける
- 1日のノルマが終わったら映画を1本観れる
このように、勉強とご褒美のバランスをうまく取りながら設定しましょう。
「1日のノルマが終わったら」「1時間勉強したら」「30分毎に」など、細かく幾つかのご褒美を用意しておくと、楽しみながら勉強が進められます。
自分の部屋には誘惑がたくさんあり、なかなか集中できない方も多いのではないでしょうか。そんな時には、勉強する場所を変えるのも効果的です。家だけでなく、カフェや図書館、自習室などで勉強すると気分転換にもなります。
また、やる気を出すためには、人の目があるところで勉強するのが効果的。普段は1人で勉強している方は、周囲に人がいる環境での勉強も試してみましょう。
特に図書館や自習室は、ほかにも勉強している人が多く、静かな環境で勉強できるメリットもあります。人の話し声や雑音があった方が集中できる方には、カフェでの勉強もおすすめです。
自分に合った場所をうまく利用しながら、勉強しましょう。
自分だけではなく、仲間やライバルを作るのも効果的です。仲間を見つけることで切磋琢磨でき、やる気アップにつながります。
仲間やライバルを作るメリットは以下のとおりです。
- 競争心が起こり、意欲が高まる
- お互いに教え合うと理解が深まる
- 情報交換ができる
- 人の目があるためサボりにくい
反対に、雑談ばかりしてしまったり、一緒にサボったりしてしまう仲間はNG。一緒に勉強するのにふさわしくありません。
「目標やゴールが近い人」「一緒にがんばれる人」を見つけて切磋琢磨し合いましょう。SNSで発信し、ネット上で仲間を見つけるのもおすすめです。
勉強のやる気を維持させるためには
勉強のやる気を出すだけでなく、維持させるのも大切です。やる気をキープしながら勉強を進めるには、どんな方法があるのでしょうか。勉強のやる気を維持する方法として、以下の6つの方法が効果的です。
勉強のやる気を維持するには、体調面も重要です。睡眠不足などで疲れが取れていない場合は勉強に集中できず、十分なパフォーマンスが発揮できません。無理をして勉強をすすめても、知識が頭に定着せず、効率が悪い勉強となってしまいます。
睡眠や休息は、勉強のコンディションを整えるために大切なポイントです。
特に忙しい社会人などは、勉強時間を作り出すために、規則正しい生活を心がけたいもの。早寝早起きで体のコンディションを整えないと、仕事にも影響が出てしまいます。疲れが溜まっていたり、睡眠不足だったりする場合は、無理をせずに休息をとりましょう。
勉強のやる気を維持するには、適度な運動も効果的です。運動は激しいものでなくてもOK。続けやすいものや挑戦しやすいものを選びましょう。特におすすめなのは、勉強の合間の散歩。勉強で疲れた頭を休めるだけでなく、外の景色などでリフレッシュできます。
家のまわりを歩くだけでも運動になるため、手軽に始めやすいのがメリットです。
適度に運動すると血流が良くなり、脳が活性化します。勉強の効率アップに役立つため、やる気の維持にも効果的です。定期的に散歩などを行い、リフレッシュする時間を作りましょう。リフレッシュすると、また勉強をがんばる活力になります。
勉強のやる気を維持するには、規則正しい生活が欠かせません。睡眠だけでなく、健康的な食事も意識しましょう。特に、勉強が忙しいと食事も疎かになりがち。コンビニ弁当やインスタントだけでなく、栄養豊富な食事を意識するのが大切です。
食事で意識したい、集中力や記憶力アップに必要な栄養素は以下のとおりです。
- ビタミンB1
- 鉄分
- ビタミンB12
- パントテン酸
- レシチン
- DHA
脳の働きを活性化するには、よく噛んで食べるのも大切。食物繊維や根菜類など、よく噛む食事で学習能力アップを目指しましょう。
勉強するうえで環境を整えるのはとても大切です。特に自宅で勉強する場合、誘惑が多く、集中力が途切れてしまいがち。集中を妨害するものを排除し、勉強しやすい環境づくりを目指しましょう。
集中しやすい部屋作りのポイントは、以下のとおりです。
- 机まわりをシンプルに
- 部屋の明るさにこだわる
- 部屋の温度を18℃〜25℃に設定
勉強に集中するには、集中力を高める部屋づくりが欠かせません。机まわりを整頓するだけでなく、部屋の明るさや温度にも気を配る必要があります。
リラックスしすぎず、適度に集中できるような部屋を目指しましょう。
勉強に集中しやすい環境づくりについては、こちらの記事環境で勉強の成果が変わる?集中部屋の作り方と習慣化のコツを解説で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
勉強に集中できないときほど、スマホを触ってしまうもの。無理にスマホをやめようとするとイライラしてしまい、逆に集中できない、といった方も多いのではないでしょうか。そんな方には、スマホの画面や壁紙を変えるのがおすすめです。
スマホの画面は目にする回数が多いため、やる気が出るような壁紙に設定して、潜在意識に働きかけることができます。やる気が出るような壁紙や、自分が目標としているものの画像などを設定しましょう。
また、スマホを見る時間を減らしたい方は、スマホをロックする機能があるアプリを使うのもおすすめ。自分で時間を設定し、その間だけスマホの操作ができなくなるため、強制的に勉強へ意識が向きます。
やる気を出すための効果的な方法として、ルーティンを作ることが挙げられます。例えば「会社へ行きたくない」と思っていても、家を出れば会社に向かうのと同じように、次の行動を促すきっかけになるのです。
勉強を始める前にもルーティンを行うことで、自然と助走の役割を果たします。
以下では、勉強前におすすめのルーティンをまとめてみました。
- 英語の音楽を流す
- テキストをパラパラと流し読みする
- 1日の予定を書き出す
勉強前のルーティンはなるべく軽いものがおすすめ。ハードルを上げてしまうと、毎日続けるのが難しくなってしまいます。
自分に合った、無理なく続けられるものを選びましょう。
まとめ
勉強のやる気が出ない原因は「目標が定まっていない」「周囲と比べて落ち込んでしまう」などさまざまな理由があります。勉強のやる気を出すために効果的な行動は、以下のとおりです。
いきなり長時間勉強するのはやる気が続かないため、まずは決まった時間内で勉強に取り組むのがおすすめ。その際細かく目標設定をしたり、いつもと違う場所で勉強してみたりと、やる気が出るような工夫を取り入れましょう。
また、勉強でやる気を出すには、健康的な生活も欠かせません。十分に睡眠をとり、健康的な食事を意識して、万全の体制で勉強に取り組むように心がけましょう。